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新型コロナウイルスのストレス~在宅勤務者の41%が強いストレスを経験~

新型コロナウイルス問題が始まってからほぼ2か月。在宅勤務をしている方が多いともいますが、そろそろ、疲れがたまってきてませんか?
レジリエ研究所も、研修、ワークショップ、お打合せは、ほとんどWeb会議あるいはWebセミナーで行っています。

<在宅勤務者の在宅勤務者の41% は強いストレスを抱えている>
ユーロファウンド(欧州生活労働環境改善財団)による、米国、イギリス、日本、ブラジル、アルゼンチン、ベルギー、フィンランド、フランス、ドイツ、ハンガリー、イタリア、オランダ、スペイン、スウェーデンを対象とした労働条件とウェルビーイング調査では、在宅勤務者の41%が強いストレスを抱えているというデータが出ています。

 

それはどうしてでしょうか?在宅勤務は、通勤ラッシュもないし、顔を合わせたくない上司や同僚と会わなくていいし、同僚の質問で仕事が中断されることもないので、集中して仕事ができて、ストレスフリーだと思いますよね。ところが、オフィス勤務とは違う他のストレスがあるのです。

 

在宅勤務ストレスの原因1:労働時間の不規則さからくる不眠、疲労
いつでも仕事ができる、と思うと思わず、お昼休みをとらなかったり、夜遅くまで仕事をしてしまったりしてしまいます。そのせいで、睡眠不足、疲れがたまります。

 

在宅勤務ストレスの原因2:PC、スマホなどデバイスを頻繁にみるストレス
在宅勤務ではPCやスマホによって仕事の連絡を取りますので、メールを常にみる癖がついてしまいます。そのせいで、仕事とプライベートの枠が外れて、デバイスに生活をのっとられてしまうようになりがちです。

 

在宅勤務ストレスの原因3:同僚からの孤立: 何気ない会話による情報交換の欠如
いやな同僚のおしゃべりを聞かなくてすむ、と最初はいいのですが、だんだんと誰とも話さない時間が増えて、孤立感が増します。人間は社会的動物。1人では生きていかれないようにできています。
何気ない同僚との会話、ランチを一緒に食べたり、会社帰りにちょっと一杯やったり、というのも息抜きになります。同じ仕事を共有している仲間だからこそ、苦労を分かち合える大切な時間です。
また、わからないことがあっても、わざわざ連絡するのは気が引けて、一人で抱え込んで、プレッシャーがたまっていきます。

 

在宅勤務ストレスの原因4:仕事以外の邪魔が入る
家にいると、自宅へのパーソナルな電話がきて出ないといけないし、訪問者や宅急便配達がきたり、また、お子さんなどやご家族がいる場合は、電話会議をしているのに、部屋に入ってきて、大声で騒がれたり、話しかけられたりして、仕事に集中できないという問題があります。

 

在宅勤務者のストレスの原因5:新型コロナウイルスに対する不安・恐怖
新型コロナウイルスに感染する心配、新たな情報がどんどんでてくるので、ネットやテレビなどで新型コロナウイルスのことを常に聞いていて、頭が飽和状態、なんて方もいませんか。
また、お子さんがいる方は、家にいてお子さんがエネルギー発散できずにストレスを溜まっているという悩みもあります。
いつ収束するのか見えないから不安、将来ワクチンができるかわからないから、心配になる。
慣れない在宅勤務による不規則な生活のストレスに加えて、新型コロナウイルスの不安が加わり、不眠、不安が増大してしまいます。

 

新型コロナウイルスと在宅勤務のストレス対処法:カリフォルニア・マインドフルネス~不安への対処に科学的に効果が証明されている方法~

レジリエ研究所では、2018年から、米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校のDr. Steve Cole指導のもと、自律神経とマインドフルネス、瞑想法との関連性の研究継続しています。その成果として、「カリフォルニア・マインドフルネス」プログラムを精神科医との連携により開発しました。自律神経バランス回復への効果が実証されたプログラムです。

マインドフルネスを実践することで、脳が休まり、自律神経のバランスを調整して、にストレス対処機能を向上させることができます。また、仕事をする時の集中力およびパフォーマンスも高まります。

 

レジリエ研究所では、在宅勤務の方には、電話・ウェブカメラを通してマインドフルネス研修・コーチングを行っています。

 

詳しくは、<https://resilielab.org/case/#case3>をご覧ください。

 

カリフォルニア・マインドフルネス受講にご興味のある方は、info@resilie.co.jp までご連絡下さい。

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