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「レジリエンスとワーク・エンゲイジメントを向上するツールである」

【調査結果】レジリエンスとワーク・エンゲイジメントの相関について
変化に対応できるしなやかな心のビジネスパーソンと組織育成を目指しているレジリエ研究所(代表取締役:市川佳居、本社:東京都港区)は、働く男女のレジリエンス度とワーク・エンゲイジメントの関係について調査を行いましたので、2020年9月14日にご報告いたします。企業における健康経営施策ストレスチェックの職場改善コロナ禍の職場のエンゲイジメント向上に活用していただければと思います。

■ 今回の研究結果のポイント
1.レジリエンスアセスメント(RA)24項目(レジリエ研究所/Positivelives Ltd.)およびUWES超短縮版(Schaufeli, Shimazu, Hakanen et al., 2017)3項目を用いた結果、RAとWEとの関連性は、正の相関が認められた(r=.55, p < .01)。

2.さらにSEMモデルで検討したところ、レジリエンスの6つの要因の中で、WEに影響力の高い変数は「自分の軸」であり、モデル全体で非常に高い適合指標が示された(CFI=1.000, RASEA=.000, SRMR=.005,GFI=.999, AGFI=.994)。

3.本調査により、レジリエンス力の向上がワーク・エンゲイジメントを高めるという結果が得られた。自分の価値観が明確であり、困難な状況でも冷静な対処が可能で、経験や過ちを将来の糧として活用できる人の特徴である「自分の軸」を高めるレジリエンス・コーチングを行うことがワーク・エンゲイジメントの向上に最も効果的ということが示唆された。

【調査期間】
2019年4月~2019年10月
【調査対象】
研究参加に同意を得た労働者288名(24歳~72歳)
【レジリエ研究所のレジリエンス講座に関して】
2020年3月より、コロナ禍でのレジリエンス向上のため、また、感染防止の配慮から、レジリエ研究所では、オンラインにてレジリエンス研修およびレジリエ・コーチ養成を行っています。

個人の方

レジリエ・コーチ養成


【お問い合わせ先】
レジリエ研究所株式会社
電話:03-3541-8660
メール:info@resilie.co.jp
担当:宮澤
お問合せ:https://resilielab.org/contact/

 

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