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働く女性のレジリエンス ~女性は35歳~44歳が最もパフォーマンスが高い~

【調査結果】レジリエンスの男女比について
変化に対応できるしなやかな心のビジネスパーソンと組織育成を目指しているレジリエ研究所(代表取締役:市川佳居、本社:東京都港区)は、労働者を対象者とし、レジリエンス度測定を2019年2月~2020年4月に行い、男女のレジリエンス度の差について分析したので、2020年9月7日に、ご報告いたします。企業における健康経営、働き方改革における女性労働者に向けたプログラム策定に活用していただければと思います。

■ 今回の研究結果のポイント

1. 男性はキャリアを通してレジリエンスの合計値に変動があまりないのに対し、女性は35歳~44歳が最もレジリエンス力が高い。つまり、女性は35歳~44歳にレジリエンス度を必要とする複雑で高度な仕事や、体力を使う子育てと仕事の両立などをこなす力が備わっていると解釈されます。(図1)

図1



2. 一方、45歳以降の女性では、6つあるレジリエンス要素の中の、「対応力」が低下します。これは、子育てなどによるキャリアの中断により、職場ではキャリアの男女差がでて、女性はルーティーンワーク主流で、新しいプロジェクトを任されるということが少なく、「対応力」を研磨する場がないという可能性があります。(図2)

図2



3. 女性は生涯を通して、「対応力」と「人とのつながり」力との相関が高い。(図3) つまり、働く女性の問題解決力を向上させるためには、職場やプライベートの対人関係能力である「人とのつながり」力を向上することにより、「対応力」を磨くことができる。

図3

 

【調査期間】
2019年2月~2020年4月
【調査対象】
労働者532名(男性156名、女性293名)

【レジリエ研究所のレジリエンス講座に関して】
2020年3月より、コロナ禍でのレジリエンス向上のため、また、感染防止の配慮から、レジリエ研究所では、オンラインにてレジリエンス研修およびレジリエ・コーチ養成を行っています。

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レジリエ・コーチ養成

【お問い合わせ先】
レジリエ研究所株式会社
電話:03-3541-8660
メール:info@resilie.co.jp
担当:宮澤
お問合せ:https://resilielab.org/contact/

 

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